CIWS高性能20mm多銃身機関砲 (Mk15/16)
米海軍ではMk15/16ファランクスCIWS(Close In Weapon System)と呼ばれる無人の近接型対空多銃身機関砲。
上部のレーダードームに収められた、レーダーと射撃式装置とが一体になった自己完結型対艦ミサイル防御火器。
"目標の追尾"、"射撃"、"撃破の確認"などの一連の操作をこのファランクスのみで可能にしている。
西側の代表的なCIWS(近接兵器防御システム)となっている。
このためCIWSと言えばファランクスを示すことが多い。(実際はCIWSはもっと広義な意味)
海上自衛隊では『DDH-140 くらま』から装備が開始された。
名 称: |
CIWS高性能20mm多銃身機関砲 (Mk15/16) |
開発国: |
アメリカ |
メーカー: |
ジェネラル・ダイナミックス/ジェネラル・エレクトリック |
使用国: |
・アメリカ ・日本 ・イギリス ・オーストラリアなど |
重 量: |
5.4t |
口 径: |
20mm |
砲身長: |
76口径(152cm) |
砲身数: |
6門 |
砲弾重量: |
0.1kg |
初 速: |
1,113m/秒 |
発射速度: |
1,000〜3,000発/分 |
最大射程: |
約1,850m |
旋回範囲: |
360度 |
旋回率: |
100度/秒 |
俯仰角度: |
-20°〜80° |
俯仰率: |
86度/秒 |
操縦方式: |
全自動システム |
(↑)ファランクスの弾倉