台湾旅行記
■忠烈祠
台湾との時差は-1時間。特に時差ぼけもなく到着。
まず着いて最初に行ったのは「忠烈祠」です。
日中戦争や第2次大戦後の共産党軍との戦いで戦死した霊を奉っている所です。
台湾版、靖国神社といった所でしょう。
ここの見物は1時間に1回行われる"衛兵"(中華民国陸軍儀隊)の交代シーンです。
この日の最高気温は34℃。
衛兵達は玉のような汗をかいていますが、交代の時間くるまでピクリとも動きません。
時間になると正門と本殿の交代の衛兵を連れ整然と行進します。
持っている銃は三八式歩兵銃です。
そして交代の儀を終え交代終了です。
後で聞いた話ですが、ここの衛兵は訓練中にジャングルで素っ裸で立たせるそうです。
厳しい訓練が伺えます。。。
そして、一路空路で台湾の東側(太平洋側)"花蓮"へ。
■花蓮〜太魯閣国家公園〜
花蓮県の名所、太魯閣(タロコ)国家公園は大理石の切り立った断崖に、そびえ立つ山と空とのコントラストが非常に眩しい所です。
言葉より写真で見てください!w
■花蓮 → 台北
そして花蓮から列車で台北へ。
列車で3時間で台北に到着。
っがここで思わぬ事態に遭遇。
扉が開き、駅にいる乗客の持ち物を見てビックリ。
「ハルヒだ・・・」
そう2日前に有明の地で見たハルヒが全面に描かれている紙袋。
こんな所で2日前の戦友に会うなんて。。。
・・・いやそうじゃなくて、日本からソレを何の惜しげもなく剥き出しで持って帰ったのね。。。
台湾の戦友よ日本の戦友として一言申し上げます。
「それはバックなどに入れて運んでください」
あなたは恥ずかしくないかもしれませんが、私が恥ずかしくてしかたありません!!
というハプニングに会いながらも台北の夜の繁華街(土林夜市など)を観光。
「フジンフウシン」という意味不明のカタカナTシャツや、ガチャポンなどがありましたね。
ガチャポンは基本的にすべて日本の物みたいです。
確認しただけ、ToHeart2、スクールランブル、EVAなど日本の今の市場と変わりない品揃えでしたね。
結構、繁盛してるようでした。
■故宮博物館
最終日は世界四大博物館の1つ故宮博物館に行ってきました。
故宮博物館は第2次大戦後、国民党が台湾に運んだ物が中心でそのため展示品も小物が多です。
現在、改装中なので一部しか見ることが出来ませんが、それでも「翠玉白菜」など素人が見ても素晴らしと分かるものが展示されていました。
写真撮影は禁止なのでお見せできないのが残念です。。。
その後、一路空路で日本へ。
台湾もだいぶ変わりまたしたね。
前に行ったのが10年前なので当然と言えば当然ですが。w
一番、印象に残ったのは案内してくれたガイドさんが度々使った”中国”という言葉ですね。
”中華民国(台湾)”も”中華人民共和国(中国)”もルーツを辿れば同じ歴史を共有する人々です。
独立か併合か?台湾の人々の選択が日本に大きな影響を与えるのは間違いないですね。