WinRARでバックアップ

LinuxではシェルとCRONでバックアップを自動化しているのですが、WindowsでもLinuxのシェルみたいにバックアップ取る方法ないかなと模索していたら、WinRARコマンドラインが使えるらしい。
全然知らなかった。。。
まぁそれはともかく、これとバッチ処理とタスク管理を利用すればうまくいきそうなので構築してみました。

とりあえずWinRARは入ってるから問題なし。

環境変数の設定
rar_01.gifまずはコマンドラインが使えるよう環境変数の設定。
[システムのプロパティ]→[詳細設定]→[環境変数]でユーザーの環境変数で、
変数名 : Path
変数値 : C:\Program Files\WinRAR
※変数値はRAR.exe格納箇所を指定

コマンドプロンプト#rarと入力してコマンドの概要がでてくればパスが通って成功したという証拠。

■バッチファイル作成
まず適当なエディタで、バックアップ元のリストファイルを作成。拡張子は何でもOK。

c:\work\doc\*.txt      //テキスト文書のバックアップ
c:\work\image\*.bmp          //画像のバックアップ
c:\work\misc

次に以下を作成。拡張子は*.batで保存。

rar a -r -ep1 [書庫名(保存名)]-agYYYYMMDDHHMM @[リストファイル]
exit
コマンドの概要は以下、
rar a : 書庫にファイルを圧縮
-r : サブディレクトリを含め処理
-eq1 : ベースディレクトリを除外※確答ディレクトリのみ
-agYYYYMMDDHHMM : 書庫名に現在の日時を記入
exit : 処理終了
※書庫名、リストファイルはフルパスで記入

以上で作成し、試しにテストしてみて正常に動作するならOK。

■タスクに登録
rar_02.gif次に自動化のために、タスクに登録をします。
[コントロールパネル]→[タスク]で、右クリックし新規でタスクを作成。
それをダブルクリックし編集。
実行するファイル名に先ほど作成したバッチファイルを指定。

rar_03.gif次にスケジュールを選択して、いつ実行するかを指定。
自分の場合は週1回の間隔で取るようにしてますね。
以上で終了。

バックアップするファイルの量が多い場合は夜間に処理し終わったらshutdownコマンドで終了するようにすればOK。
これで少しは定期に確実にバックアップが取れそう。